建退共
建退共(建設業退職金共済)とは
建設業で働く人たちのために国によって設立された退職金制度です。
他の産業で働く労働者の場合、その多くは同じ事業所で継続して働いており、退職金もその事業所ごとに支給を受けていますが、建設業で働く人たちは現場や事業所を頻繁にかえながら働いていることが多いため、事業所ごとの退職金の支給対象とはなりにくいという面があります。
そのため建退共では、事業所ごとではなく、建設産業全てが制度の対象となっており、事業主が共済手帳に証紙を貼付することをもって掛金を積み立てていきます。
したがって、労働者は共済手帳の交付を受けていれば、いつ・どこの現場・事業所で働いても、事業主や元請(公共工事の場合)に証紙の貼付を求めることにより、働いた日数に応じた掛金をきちんと加算して、退職時には「建設産業で働いた期間」をまとめて退職金の支給対象とすることができます。
一人親方も建退共で退職金がもらえます!
一人親方の皆さんも『任意組合』に加入することにより共済手帳の交付を受けることができます。(制度上、一人親方や労働者が個人で共済手帳の申請や証紙の購入はできないからです)
一人親方として働いた場合は、その日数に応じて証紙代金を自分で負担して、任意組合から共済手帳に証紙を貼ってもらいます。もちろん、事業主から雇われて働いた場合は、労働者としてその事業主から証紙を貼ってもらいます。
一人親方として働いた分については、自分で掛金を積み立てていく形式となりますが、建退共の運用利回りは他の制度と比べてかなり有利(1.3%)となっていますので、支払った掛金から考えると多くの給付(退職金)を受け取ることができます。
ゼンフクは、建退共本部から『任意組合』として認可を受けて必要な手続きを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
一人親方として働いた場合は、その日数に応じて証紙代金を自分で負担して、任意組合から共済手帳に証紙を貼ってもらいます。もちろん、事業主から雇われて働いた場合は、労働者としてその事業主から証紙を貼ってもらいます。
一人親方として働いた分については、自分で掛金を積み立てていく形式となりますが、建退共の運用利回りは他の制度と比べてかなり有利(1.3%)となっていますので、支払った掛金から考えると多くの給付(退職金)を受け取ることができます。
ゼンフクは、建退共本部から『任意組合』として認可を受けて必要な手続きを行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
制度の特徴
◇国が定めた制度なので安心・有利です。
◇建設産業全体が適用対象です。(現場・事業所を問いません)
◇共済手帳に証紙の貼付を受けることで掛金を積み立てていきます。1日320円の掛金。
ゼンフクでは、証紙21枚分を1ヵ月分として計算します。
◇1日320円の掛金。新加入者には国から50日分(16,000円)の補助があります。
◇掛金納付月数が、12ヵ月以上24ヵ月未満の場合、退職金の額は掛金納付額の
◇建設産業全体が適用対象です。(現場・事業所を問いません)
◇共済手帳に証紙の貼付を受けることで掛金を積み立てていきます。1日320円の掛金。
ゼンフクでは、証紙21枚分を1ヵ月分として計算します。
◇1日320円の掛金。新加入者には国から50日分(16,000円)の補助があります。
◇掛金納付月数が、12ヵ月以上24ヵ月未満の場合、退職金の額は掛金納付額の
3~5割程度の額になります。
◇公共工事では元請に証紙購入の義務があり下請業者に証紙を無償で支給することになっています。
◇公共工事では元請に証紙購入の義務があり下請業者に証紙を無償で支給することになっています。
退職金表
年数(月数) | 退職金額 |
1年(12ヵ月) | 24,192円 |
2年(24ヵ月) | 161,280円 |
5年(60ヵ月) | 414,087円 |
10年(120ヵ月) | 893,559円 |
20年(240ヵ月) | 1,933,479円 |
30年(360ヵ月) | 3,038,919円 |
40年(480ヵ月) | 4,268,007円 |
①退職金表は、2021年10月以降に加入した場合の金額です。
②退職金支給額は、21日分を1ヵ月とみなして計算した場合です。
③2021年10月1日時点の予定運用利回りは1.3%です。予定運用利回りは経済状況等に応じ
③2021年10月1日時点の予定運用利回りは1.3%です。予定運用利回りは経済状況等に応じ
変動します。
④加入月数が23カ月以下の場合は元本割れします。
④加入月数が23カ月以下の場合は元本割れします。